
地域ブランディング事例
観光ブランディング

奥京都、天橋立エリアの観光ブランディング成功事例
京都の日本海側、宮津市を中心に事業を展開する株式会社にしがきが2018年7月にグランピング施設をオープン。天橋立、伊根など日本の原風景を残す稀有なエリアであること、また宿泊施設が少ないことに着目し、地場産業(農業・漁業・酒蔵など)とエリア内でコト消費を促すスキームを協同開発するなど、エリア特性を活かしてブランディングに成功した事例です。
物産品ブランディング

物産品を取り巻く歴史・観光・食文化情報の掘り起こしをすることでブランド強化
生産・漁獲高で全国TOP5に入るものの、全く知られておらず、ゆえに流通も限られていることが課題でした。豊かな土壌資源、優れた漁場環境、生産者のこだわりといった物産品にまつわる周辺情報だけでなく、メディアが取り上げる視点で歴史・観光・食文化など地域独自の情報掘り起こしを実施。
物産品情報とともにメディアへ持参することで、東京・大阪の情報番組からの取材が殺到。他府県との差別化を図り、知名度ならびに流通量の向上に繋げた事例です。
過疎地の観光資源開発

旅巧者が発案した大自然満喫ツアーを地元企業と連携し実現させることで話題化
かつて離島経済の担い手だった世代は高齢化し、あわせて少子化による人口の縮小で、当該エリアの活性化が急務でした。都心の観光地がインバウンドによって混雑したことで、これまで行ったことがないエリアへの国内旅行ニーズが高まりつつあることに注目。
都会の喧騒に疲れた旅巧者が、自然しかない離島にどういった体験を求めるのか、彼らが求めるツアーアイデアを募集したことで、国内旅行者ニーズに沿った観光コンテンツを開発することができました。今まで取り沙汰されてこなかった観光資源の掘り起こしに成功した事例です。
レストランブランディング

東京×絶景ロケーション×本格レストラン
顧客のニーズをひとことに集約しリブランディング
高層階、270度を超えるパノラマビュー。レインボーブリッジや東京スカイツリーなど東京の主要観光地を空から一望出来るレストランは、ウェディング施設に併設されていた関係で、一般客からは存在自体がほぼ認知されていませんでした。
我々は、この課題解決のため、インフルエンサーを起用したリニューアルオープンを行う戦略を取りました。来客がSNS上で拡散しやすいように、レストランコンセプトを“ワンワード”で新たに設定し、インフルエンサー限定のプレオープン会を実施。オープン前にSNS上でコンセプトをバズらせることに成功しました。
女子会や接待などの会食利用客だけでなく、国内外の観光客の誘客にまで成功した事例です。
ホテルブランディング

徹底リサーチと事前の情報戦略で業界大賞受賞
ホテル側が据えていたコンセプトは素晴らしいものでしたが、あまりにも唐突で時代を先取りし過ぎていたため、メディア含めて一般人には浸透しづらいと判断。世界のホテルトレンド、ものづくりトレンド、立地エリアの歴史文化情報など、周辺情報を徹底リサーチすることで、新ホテルが如何に画期的なサービスをローンチしようとしているか、なぜ今それが求められるのかなど、をストーリー仕立てで顕在化しました。
高感度層に影響力のあるセレブリティ(文化人)との対談や上質メディアへのキャラバンなど、オープン前にホテルの世界観・考え・今後のビジョンについて発信することで、認知と共感を獲得。大きな注目を浴びる中でグランドオープンを迎えることに成功。翌年、ホテル業界での大賞に選ばれました。
もっと詳しく知りたい方は、『事例でひも解く 観光ブランディング』もご活用ください。