地酒・食ブランディング事例

私たちPlace Branding Japanは、地域が持つ“固有の魅力”を再発見し、人・文化・産業が持続的につながる「物語」を軸にブランドを構築してきました。

老舗酒蔵のリブランディング
~ 萩原酒造(茨城県境町)~

創業170年を迎える老舗酒蔵のリブランディングを支援。地元産米を使った醸造や木桶仕込みといった伝統製法を復活させつつ、首都圏女性層に向けた新ブランド「萩原」を立ち上げ。蔵開きイベントを企画し、地元の企業や町民との新たなつながりの構築にも成功しました。“地域の誇り”を再生し、酒蔵が町のハブとなるブランドへと成長しています。

新商品開発とPR・情報発信
~ ねっか奥会津蒸留所(福島県只見町)~

地域の米とブナ林から湧き出る水を活かしたクラフト焼酎と新設されるウイスキーブランドのブランディングを支援。焼酎ハイボール「ねっかHI」、日本酒リキュール「HOBO」など新商品の開発から、PR設計、国内外への情報発信までを実行。“産業としての焼酎”から“文化としての焼酎”へ、地域発のクラフトブランドとして新しい地平を切り拓いています。

地域共創イベント
~ 会津坂下町「発酵祭」~

会津坂下町に息づく豊かな発酵文化をテーマにした地域共創イベントの企画・運営を支援。料理家・桑折敦子氏を招聘し、地元の発酵食材を使ったアイデア料理をライブ形式で提供。Place Branding Japanのメンバーもトークセッションに登壇し、発酵文化の魅力と地域資源の再評価を発信しました。地域の“食”を媒介に、観光・生産・暮らしをつなぐ新たな共創のかたちを提示した事例です。

地域文化×ワインのテロワールブランディング

“テロワール=土地の個性”というワインの思想を起点に、地域の食文化・工芸・人の営みを丹念に掘り起こし、地域ブランド開発を行いました。現地での取材を重ねながら、同じ土地に根づく異なる分野同士をつなぎ合わせ、ひとつの“地域の物語”として再構成。ワインというプロダクトを超えて、「地域そのもののブランド価値」を高めることに成功しました。

もっと詳しく知りたい方は、『事例でひも解く 観光ブランディング』もご活用ください。